EXHIBITION

ARTIST

「沖縄・記憶と記録」 プロジェクト OKINAWA memories and records
OKINAWA memories and records - progress report -

1958年創刊の月刊写真誌オキナワグラフ編集部が所有する膨大で貴重な写真、
開局61年のラジオ沖縄が持つ沖縄音楽の豊富なレコードやCDをベースに、
時代を記録した写真・貴重なレコードジャケットやアーティスト関連の素材を2022年視点でクロニクル化するプロジェクト。

沖縄には、その複雑な歴史と共に醸成された独特の文化芸術があり、それらは今現在も日本中を魅了し続けています。
本企画は「記憶と記録」をキーに「沖縄の芸能文化におけるカタログ・2022年度版」を作る壮大なアプローチの途中段階をみせる展示企画です。
2022年、沖縄は本土復帰50年。
沖縄の歴史とともに独自の進化を遂げてきた沖縄音楽の貴重な記録となるアナログレコードの展示と、
戦後沖縄の歴史を記録する沖縄唯一の月刊写真誌「オキナワグラフ」の誌面展示を軸に、
50年を彩ってきた様々なジャンルの表現者たちに最大限のリスペクトを捧げ、
その記憶をさらに次の50年へ繋げていくプロジェクトになることを目指します。


Produce:立川直樹、杉山恒太郎
Direction:小山健一郎

展示会場

大宜味村役場旧庁舎

PROFILE

  • 立川直樹 Naoki Tachikawa

    1949年生まれ。60年代はバンド活動、70年代の始まりにプロデューサー/音楽評論家に転身。 長きにわたって、メディアの交流をテーマに音楽、映画、美術、舞台など幅広いジャンルで活動を続け、プロデューサー/ディレクターとして高い評価を得る。 分野はロック、ジャズ、映画音楽、アート、舞台美術、都市開発と多岐に渡り、国内外で多くのアーティストと関わり、“メディア・ミックス”の第一人者と言われている。 映画評論家・エッセイストとしても独自の視点で人気を集め、多くの著書がある。『怪傑ビートルズの伝説』『ピンク・フロイド/吹けば風 呼べよ嵐』『シャングリラの予言』(森永博志と共著)、『TOKYO 1969』『ザ・ライナーノーツ』『ラプソディ・イン・ジョン・W・レノン』『I Stand Alone』など。

  • 杉山恒太朗 Kotaro Sugiyama

    株式会社ライトパブリシティ代表取締役社長
    東京都生まれ。立教大学経済学部卒業後、電通に入社。クリエーティブディレクターとして活躍。
    1999年よりデジタル領域のリーダーとしてインタラクティブ広告の確立に貢献。
    電通取締役常務執行役員を経て、2012年4月ライトパブリシティへ移籍。
    2015年4月より現職。2017年経済同友会加入。カンヌ国際広告賞国際審査員、大阪芸術大学客員教授。
    ●主な作品
    小学館「ピッカピカの一年生」、セブンイレブン「セブン
    イレブンいい気分」、サントリーローヤル「ランボー」、
    ACジャパン「WATER MAN」他、国内外の受賞多数。
    ●2018年第7回クリエイターズ殿堂入り

  • 小山健一郎 Kenichiro Koyama

    1986年8月12日大阪府豊中市生まれ。
    20歳でZARAジャパンに入社。数字に裏付けられたディスプレイデザインを得意とし、2年後異例の若さで西日本VMDエリアマネージャーに就任。
    その後アパレル業界から建築業界へ転身し約6年間勤務する。その間独学で建築デザインを学び独立。
    空間デザイナーとして年間300件のデザイン業務をこなしながらクリエイティブプロデューサーとして数十社のスタートアップやブランド戦略に携わる。
    2017年沖縄県最北端の地、国頭村出身の女性との結婚をきっかけに、その地で40年以上営業が続いた廃業ホテルの再生プロジェクトに乗り出し、2018年株式会社ARCHITECTS&BOTANICALを設立。2019年に国頭村の新たなランドマークYANBARU HOSTELを開業する。
    2020年Kenichiro Koyama Creative Produce Officeを設立。以降、沖縄県内外含め10社以上のブランドマネージャーを務める。その他にも廃棄されるはずのかりゆしウェアを使用しハイファッションスーツとして生まれ変わらせたOKINAWASUITSを手掛けるなど、宿泊業を営む傍らブランドマネージャー、空間デザイナー、ファッションデザイナーを兼任し2021年12月には同社New York Officeを開業し、クリエイティブ全般における世界挑戦をスタートする。

一覧に戻る